セミナーについて

令和6年度農山漁村振興交付金(農福連携型のうち普及啓発等推進事業)の中で、農福連携の取り組みにご関心がある方を対象に、農福連携WEBセミナーを実施します。 農福連携とは何か、農福連携に取り組む際に具体的に何ができるかなどについて、有識者からの総論的な解説と、福祉団体・農業者・企業等の実践者による取り組みの紹介を通して、基礎的な内容から具体的な事例までがわかる構成となっております。 具体的な一歩を踏み出す足がかりとして、是非ご参加ください。

農福連携ってなに?

障碍者等の就労の場の創出だけではなく、農業者の減少等の課題を抱える農業者にとっても、人手の確保や地域農業の維持・活性化等の効果があり、「農業」と「福祉」の双方の課題解決につながる取組として、様々な形で全国的な広がりを見せています。この機会に「農福連携」を知ってみませんか?

2024年 8/22(木)12:00〜14:00

8/9(金)まで ※応募者多数の際は先着順とさせて頂きます。

WEB開催 zoomURLは別途事務局よりご連絡いたします。

※リアルタイム視聴が難しい場合も、お申込み頂きますと、後日録画URLをお送りさせて頂きます。

全国の農業関係者

(農業関係者以外の参加も歓迎です)

セミナー内容

農福連携に興味のある方々に向け、【総論】【福祉団体】【農業者】【企業等】の各観点から、講師による基礎的な内容や具体的な事例までがわかるWEBセミナーを開催します。

 

1.【主催者挨拶】日本農福連携協会 会長理事 皆川芳嗣

 

2.【情報提供】農林水産長農副連携推進室 課長補佐 佐久間千恵

 

3.【講演1】株式会社笠間農園 取締役 笠間令子

 

4.【講演2】株式会社しんやさい 代表取締役 石﨑信也

 

.【講演3株式会社おおもり農園 代表取締役 大森一弘

 

6.クロストーク

 農業者目線による障碍者と農作業のマッチングについて

 

※セミナーの内容は予告なく変更する場合がございます。

 

講師プロフィール

「従業員の高齢化」「農繁期の人手不足」を解決!

 

 ほうれんそう・小松菜ハウス 58棟(1.7ha)、露地5ha

 

講師 笠間 令子

株式会社 笠間農園(石川県) 代表取締役

 

農副連携で担い手不足を解消!

 作業療法士の経験から、病院の患者と同年代が元気に畑で働く姿に「農業のリハビリ効果」を実感し、農業者の夫の協力を得て農副連携を開始、従業員の「高齢化」の体力低下による労働力不足や「農繁期の人手不足」といった問題が解消され、障碍者と関わりがなかった夫も、農副連携に取り組んでから半年で「障碍者も農業で活躍できる!」と確信した。障碍があっても活躍でき、達成感や生きがいを得られる共に働く場を築き上げていくことを使命として農園づくりに励んでいる。

 

新規就農 初めての雇用から「障碍者雇用」!

露地3ha、ハウス2棟 ユニバーサル農園

 

講師 石﨑 信也 氏

株式会社 しんやさい(京都府)代表取締役

 

新規就農後の障碍者雇用で事業拡大!

新規就農後、最初の雇用が障碍者だった。当時は障碍者やその雇用に関する理解や知識が浅く、退職するに至ってしまった経験から、農副連携技術支援者研修に参加。現在は2名の障碍者を雇用している。障碍の有無にかかわらず、各人の長所を活かすユニバーサルな農園づくりに尽力。オールラウンダーではないからこその魅力が沢山ある障碍当事者が、これからの農業の一翼を担えるよう、人材育成に重きを置く。将来的には就労支援事業所を立ち上げ、様々な農業者との連携をコーディネートして、最終的には農業分野で一般就労に送り出すことができるような仕組みづくりを模索中。

 

農副連携で事業規模4倍!

障碍者は「将来の地域農業の後継者」

いちごを中心に42a、福祉事業所も創設

 

講師 大森 一弘

株式会社 おおもり農園(岡山県)代表取締役

就労継続支援A型事業所職業指導員

 

農家が福祉事業所を立ち上げ!

最初は半信半疑で障碍者の受け入れを始めたが、仕事ぶりが驚くほどしっかりとしていたことから「これは農業の担い手になりうるのではないか!」と感じ、農福連携に取り組み始めた。自ら立ち上げた就労継続支援A型事業所「杜の家ファーム」との連携によって、いちごの生産を障碍者と一緒に行っている。ただ作業をしてもらうだけではなく、障碍者が「将来の地域農業の後継者」となれることを目指している。

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お問合せ先

農都共生総合研究所

Emai: noufuku@notosoken.jp

営業時間: 10:00〜18:00(土日祝・年末年始を除く)